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52話

路面には、今も明るい黄色い灯りが照らしていた!

そして小さな公園から遠くない石畳の小道では、時折夜の散歩を楽しむ通行人たちの細々とした雑談が聞こえてくる。

この密会のようなスリルが、私を興奮させると同時に緊張させた。

くそ、やるぞ!今夜こそ童貞を捨ててやる!

もう待ちきれない、この「初心者」というレッテルを剥ぎ取りたいんだ!

私の瞳には緑色の光が宿り、まるで長い間餌を与えられなかった飢えた狼のようだった。

抵抗する力もない蕭晴を食い入るように見つめる。彼女は今、私の前で自由に料理できる迷子の子羊のようだった。

「張起……」

蕭晴は少し落ち着かない様子で下半身をもじもじさせていた。

それだけでは...