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51話

「こう見ると、蕭晴の骨の髄までの邪念は、俺たち男どもに負けてないな」

俺は蕭晴の手首をしっかりと掴み、心の中の喜びを抑えきれずにいた。

湧き上がるような切迫感に、昔寮で内緒でエロ動画を見ていた時のことを思い出さずにはいられない。

これまでは、ただの傍観者でしかなかった。

だが今は、俺も遂に主役を演じる感覚を味わえるんだ!

しかも、これから俺と絡むのは、会社一の美人で高嶺の花的存在のセクシー女神・蕭晴だ!

それに、さっきは俺の意見を聞いてきて、同意するかどうか尋ねてきたんだ。

そんなの聞くまでもないだろ?

もちろん同意する、むしろ喜んで同意するに決まってる。

喉が乾いていた。明らかに前戯の時...