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492話

「この二人の島国人は自分たちも碌なもんじゃないくせに、よくも俺に人権を要求できるな?砂浜で俺の罪のない同胞を殺した時、お前らは人権なんて考えなかっただろう?」

くそったれの二枚舌め!

この小鬼たちにとっては、海に漂えば間違いなく死ぬだけだが、俺の船に乗れば生き延びるチャンスがある。場合によっては俺を殺して、任務を続行することさえ可能だろう。

だから、こいつらが屈辱に耐えて船に乗ることを選んだのは、何の不思議もない。

それにしても、この小鬼たちは島国の右翼過激派のような臭いがする。ろくでなしに違いない。

舒児と云児は奴らを少し気の毒に思ったようで、俺に何か言おうとしたが、俺は口を開く前に、この件...