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46話

「ちょうどイヤホンを外して、どこかで仮眠でもしようかと思った矢先、趙勝男が突然、今日の仕事帰りの研修の話を始めて、蕭晴に僕という社員をどう思っているのか尋ねてきた。

自分に関する話題が出たのを聞いて、俺は途端に好奇心をそそられた。

結局最初、俺は蕭晴の印象では完全なるダメ男だったわけだからな。

今部屋には彼女と趙勝男の二人だけ。

俺としては、彼女を抱くことができたこのダメ男が、今の蕭晴の心の中でいったいどんな印象になっているのか、知りたいところだ。

「張起のことですか?先輩、あの男は会社でもっと目を光らせておいたほうがいいですよ。仕事中によく怠けるって聞きましたし、それに会社の女性社員たちに...