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423話

これはキャサリンたちがイヴをそれほど重視している理由でもある。

「左側の道を行きましょう」

イヴは少し黙ってから、そう言った。

イヴが私に頷くのを見て、私は深呼吸をして、慎重に中へ入っていった。

左側の石門を入ると、私たちの前には再び狭い通路が現れた。

見た目だけなら、この新しい通路は先ほどのものとまったく変わりないように思えた。

しかし、私たちがあまり遠くへ行かないうちに、キャサリンが突然足を止め、手を振って私たちに止まるよう合図した。

彼女の表情を見れば、何か様子がおかしいことがすぐに分かった。

そして私たちが詳しく考える間もなく、とても不気味な声が私たちの耳に届いたのだ!

この本来なら死...