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419話

「なんて恐ろしいんだ!」

これからは、私が先頭を歩くことになった。

私はずっと戦々恐々としながら道を切り開いていたが、意外にも安心したことに、この先の道中、私たちは一度も危険に遭遇しなかった。

孫教授までもが後ろから「これは本当に不思議だな。理屈で言えば、この地底は極めて危険なはずで、我々が生き延びるにしても、激しい戦いを経てこそ自然なのに、今日は小飛が先頭に立ったら、何の危険にも出くわさないとはね?」と言った。

心の中で「てめぇ、その言い方だと、むしろ危険に遭遇したがってるみたいじゃねぇか?俺が戦々恐々と生き延びるのがどれだけ大変か分かってんのか?」と思いながらも、キャサリンが突然何か...