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415話

彼らは登山用のロープを用意し、私たちを吊るして下ろすことにした。

最初に降りていったのは、あの数人の野人たちだ。彼らはしっかりと縛られ、まるで粽のように下へ降ろされていった。

もし地下に何かがいるなら、彼らはただの生贄、文字通り地雷を踏む捨て駒でしかない。

次に降りるのは私だ。三八式歩兵銃を手にしているとはいえ、心の底では少しも安全を感じられなかった。

頭につけたヘッドライトを調整し、手の銃にも弾を込めてから、ようやく彼らにOKのサインを送った。

私はゆっくりと降ろされていった。

足下の真っ暗な闇を見つめながら、心臓はバクバクと鳴り、地底に着いたら必ず何か恐ろしいことが起こるという予感が消えな...