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413話

私たちはその横に仮設の休憩所を設け、数人で座り込んで食事をして体力を回復し、これから待ち受ける危険に備えていた。

土を掘る野人たちを見ていると、心の底では少し同情を覚えた。

くそっ、もしこの野人たちと出会わなかったら、今この作業をしているのは俺だったんじゃないのか?

先遣隊の連中がなぜ早々に死んだのか、やっと分かった気がする。

こんな状況では、野人たちが疲れ果てて穴を掘り、その後さらに下に降りて探索し、危険に遭えば死なないほうが難しいだろう。

ジェニーとキャサリンの強制の下、野人たちは比較的手際よく働き、そう時間もかからずに深い大穴が私たちの目の前に現れた。

その雪穴の底には、分厚い氷の層...