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369話

その瞬間、こうした些細なことを頭の片隅に追いやり、急いで作り上げた爆弾を持って、野人たちの谷へと足早に向かった。

この数日間、あの傷面野郎たちのせいで気分は最悪だった。新たな恨みと古い恨みが重なり、奴らに思い知らせてやる時が来たのだ!

すぐに野人の谷に到着した。

今日は警戒が緩んでいて、近くには見回りの者さえいなかった。これには内心喜びが込み上げてきた。天も味方してくれている。今日、お前たちが災難に遭わないで、誰が遭うというのだ?

急いで葫芦口の小道の岩の側面、つまりあの崩れやすい大岩の傍らへと向かった。

この石の山と言っても、実際は山というほどのものではなく、ただの少し大きな奇岩に...