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361話

それらの物はすべて、あの不気味な幽霊船へ流れていってしまった!

これらの物がなくなって、これからの日々がどれほど厳しくなるのか、見当もつかない。

気温はすでに徐々に下がり始めている!

私たちの気持ちは落ち込み切っているが、どうあれ生活は歯を食いしばって続けていくしかない。

急いで浜辺に焚き火を起こし、食事の準備を始め、濡れた衣服を乾かした。

浜辺で長く休むこともなく、私たちは天坑へと向かって歩き始めた。この瞬間、皆が意気消沈し、まるで物乞いや難民のような有様だった。

私たちは自信に満ちていた。今回は何も起こらず、ようやくこの呪われた場所から脱出できると思っていた。しかし結果はまたしても失敗。こ...