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3196話

特に、これらの卵を撫でているときに、その意識から生まれる感情がはっきりと伝わってきた。一体どうやってこれほど多くの卵を産み出したのか、想像もつかない。まさか、私の体内に潜む神王麓とやらは、卵を産む怪物だったというのか？

この考えが一度頭に浮かぶと、もう頭から消し去ることができなくなった。

今の私が何もできる状態でなければ、本当にこの場所から逃げ出して、あらゆる手段を尽くして神王麓の意識を私の体から永久に取り除きたいところだ。

受け入れられない。こんな化け物が私の体内に潜んでいるなんて。吐き気がする感覚は、ほんの短い時間で、すでに体を奪われる恐怖をも上回っていた……だが、事態はそれで終わら...