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3189話

私は眉をひそめて考え込んだ。この場所に入る前から、各国間の協力関係はすでに終わっていたのだ。つまり、複数の勢力がここに入って以来、残されたのは死闘を繰り広げる競争関係だけ。一度出会えば、おそらく生き残るのはどちらか一方だけという結末になる。

ましてや終点で、勝利の果実を手に入れようとしている今、互いに傷つけ合うべきではないのか?

「奴らが手を組んだぞ。俺たちはどうする?」

その十数人を見て、火猴は一気に重圧を感じていた。

今は十数人しか見えていないが、他の場所に人員を配置していないとは限らない。もし戦闘になれば、人数面で私たちは絶対に優位に立てない。それに、双拳四手に敵わず、戦闘力でも...