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3179話

「俺を含めて他のほとんどのチームメイトは、もう望みがないだろうな……」

あのチームメイトの姿が視界から消え、あの蝦蟇たちがまだ姿を現さないのを確認して、ようやくゆっくりと息を吐き出した。

「気をつけろよ!」

駆け出す準備をしていた矢先、傍らの火猴が突然警告の声を上げた。

「無理するなよ」

「あの畜生どもは数が多いけどさ、どうしても駄目なら、今回は奴らと一戦交えることもできるんじゃないかと思うんだが……」

言葉が終わらないうちに。

さっきあのチームメイトが逃げた方向から、突然悲鳴が聞こえてきた。

「あぁっ——」

凄まじい悲鳴は、ほんの短い間だけ続いて、ピタリと止んだ。

その瞬...