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3178話

「いつまでもこうして動かずにいられないだろう!」仲間の一人が我慢できずに言った。

思わず彼に視線を向けた。

今、その場にいる私たち全員が、まだあの蝦蟇たちの攻撃範囲内にいる。

もしこのタイミングで軽率な行動を取れば。

次に死ぬのは彼かもしれないし、私かもしれない。

リスクが大きすぎる、自分の命を賭けたくはない!

そう思いながら、私はこっそりと腰の強力な懐中電灯を取り出し、指で思い切り弾いた。その巨大な力で、懐中電灯は小さな砲弾のように飛び、間違いなく一人の隊員の頭に命中した。

悪いな。

深く息を吸い込んだ。

死にたくない、だからこそ、今はやむを得ない犠牲が必要なんだ。

他人の不幸は蜜の味、すま...