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3177話

「いや！」

「死ね！」

四散逃げ惑う隊員たちの中には、追撃してくるヒキガエルに気づき、立ち止まって反撃を始める者もいたが、恐怖に心を支配された者もいた。

ブシュッ！

彼らの戦闘力は非常に強力で、特にその中の一人は、手を上げただけで最も近くにいたヒキガエル数匹を粉々に爆砕させた。

だが喜ぶ間もなく、突如一筋の黒い影が飛来し、次の瞬間には彼の姿が跡形もなく消え去っていた。

見えた！

今度こそ、はっきりと見えたんだ！

素早く伸びては引っ込む黒い影は、あのヒキガエルの強靭な舌だったのだ！この生物にとって、強力な筋肉を持つ舌こそが、唯一の攻撃手段なのだ！

しかしその攻撃法があまりにも無敵すぎる。

驚異的...