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3172話

「私も……」

哀悼の声があちこちから湧き上がる。

指揮官である火猿は一瞬にして重圧を感じた。「私も目的地までどれくらい残っているのか分からないが、ただ、我々が歩み続ければ、必ず辿り着ける!」

「続けるだって?」

多くの隊員たちの心が悲観的になり始めていた。「そもそも我々が生きて辿り着けるかどうかも分からないじゃないか……」

このような状況に、火猿はやや手詰まりを感じていた。

もし隊員たちが単に反抗的な心理を持っているだけならまだ良かったが、今の問題は、多くの者がすでに先へ進む闘志を失っていることだった。

闘志というものは一度消えてしまうと、士気を振るい立たせることは極めて困難になる。

「しっか...