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3136話

「わかった」

「ここで休息をとる。四人一組で交代で見張りをして、いかなる突発的な状況にも警戒しろ!」

火猿はあっさりと、私の言葉を聞くとなんの疑いもなく、すぐに隊員たちに命令を下した。

そして一時的に落ち着いた後、多くの隊員が休憩時間に私の周りに集まってきた。好奇心と敬意の混じった視線を向けてくる者も少なくなかった。

「本当にここに来たことがあるのか?」

「聞いた話では、お前は国内で指名手配犯だったらしいな。お前のような人間が、一体どんなことをやらかしたんだ?」

どんなことをやらかしたのか?

皆が口々に次々と質問を投げかけ、私は深い記憶の中へと引き戻された。

この道中、風雪に耐えな...