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3120話

「このまま行けば、死人が出るぞ！」

ついに、群衆の中から抗議の声が爆発した。

我慢の限界を超えて、権力も各人の心の中の動揺を抑えることができなくなった。そして今回、隊列の中の他の者たちは珍しく私の側に立ち、私と一緒に火猿に不満の声を上げたのだ。

「このまま進めば、誰も持ちこたえられない」

見れば、火猿の顔色は今良くない。その様子を見て、私は思わずため息をついた。火猿の今の気持ちは理解できるが、しかし、彼のこの態度は、やはりどう考えても行き過ぎだ。

「道を急ぐために、隊員たちの戦闘能力を全て失わせるわけにはいかないだろう？他のことは言わないが、もし危険が迫ったとき、お前は戦う気力を奮い立たせられ...