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312話

「最初イヴはこの無線機を扱えなかったけど、この女性は違うかもしれない。彼女の職業はパイロットだぞ。こういった機械設備を扱うのは彼女の専門分野だ。修理できる可能性は十分にある！」

これで自信が湧いてきた。

私は急いで彼女にこの装置について尋ねた。

「これは実は飛行機のものじゃなくて、私の個人的なコレクションなの。元々は趣味で集めていたものだけど、まさか今こんな形で役立つとは思わなかったわ」

陳瑶瑶はそう言った。意外だった。

彼女は何も隠すそぶりもなく、むしろ堂々と私を招き入れ、一緒にこの装置を見せてくれた。

「見て、この無線機は第二次世界大戦時代のもので、かなりの歴史があるの。でも、...