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2967話

「二班の見張りに言伝えした後、私は焚き火のそばに来て、ゆっくりと地面に横たわった。

冷たく湿った土は、眠るには適していない。

だが、長い道のりを揺られてきて、あまりにも疲れ果てていたため、横になるとすぐに疲労に押し流され、すぐに夢の中へと落ちていった。

そして私は、あまり良いとは言えない夢を見た。

夢の中では、死体の山、血の海、様々な怪物、人間の手足……

混ざり合った光景は異様で、私はまるで傍観者のように、何も言えず、何もできず、ただ横に立って目を見開き、目の前で起きることをじっと見ているだけだった。

さらに奇妙なことに。

それらを見ている私の心は極めて平静で、その平静さが私の全身を総毛立たせ...