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28話

以前なら、彼女の望み通りにしていたかもしれない。

だが今朝は蕭晴に散々叱られ、今月の皆勤手当もなくなってしまった。今でも腹の虫が収まらない。だから彼女をなだめる気分なんてさらさらない。

要するに、通りたければ通ればいいし、通らなければそれまでだ。

結局のところ、あの娘はスタイル抜群なんだから、この距離くらい簡単に越えられるはずだ。

ふと視線が張倩倩のしなやかで張りのある尻に流れた。おや、今まであまり気にしていなかったが、この子もなかなかの曲線美じゃないか。

蕭晴ほど成熟した魅力はないものの、この初々しさもまた格別な味わいがある。

じっくりと上から下まで眺めていると、喉が妙に乾いてくるのを感じ...