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2740話

もしかしたら、あの爆弾は核爆発と一緒に消えてしまったのだろうか?

急に不安になり、すぐに立ち上がってCT室へ向かった。

機械を操作して自分の体を撮影するのは難しくない。特に今さっき全過程を目撃したばかりだし、人並み外れた記憶力のおかげで、手順を完全に再現できる。

チャールズの手術はまだ続いている一方で、私のCT画像はすでに出来上がっていた。

ライトに照らして見てみると、すべて正常だ。

心臓にあったはずの数個の影はすっかり消えていた。どうやら、あの核爆発も無駄ではなかったようだ。

少なくとも、私の命を脅かしていたものが消えたのだから!

三十分後、チャールズの手術が完了した。彼は傷口の縫合まで耐...