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2712話

その時、私はまだ道の半分しか進んでいなかった。身に着けていた電子機器は、高い放射線の中ですべて機能を失っていた。

周囲の気温も、どんどん上昇していく!

くそっ!

通路の両側には、放射線に耐えきれずに倒れた巡回隊員たちの遺体が散見された。彼らは普通の人間だ。こんな状況に対しては無力だったのは当然だろう。突然、核反応装置にまさに到達しようというその時、厚い防護服を着た数人の巡回隊員が私に向かって走ってきた。彼らの背後には灼熱の白い光が伴っていた。

疑う余地はない、核反応炉が爆発したのだ!

耳は聞こえなくなり、目に映るものすべてが白い光に置き換わった。四肢はまるで溶けているかのようで、爆発の余波の中...