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2654話

私は手に握った銃を強く握りしめ、腕を上げ、銃床の親指大の液晶画面に表示された数字を一瞥した。

残り二十三発。

十分だ、これで足りる……

石棺を開けてから、隊員の半数以上が負傷し、残っているのはわずか四十数名。目の前のこの四十数名はもはや私の指示に従わなくなっていた。

このまま続ければ、私の貴重な時間を無駄にするだけだ。

それならば、鉄血の手段で彼らを徹底的に震え上がらせた方がいい。たとえ最後に十数人、あるいは数人しか残らなくても、それで十分だ!

「まずい!」

私が銃を構えた瞬間、隊員の中で機転の利く者が数人、私の異変に気づいた。彼らは一瞬固まった後、すぐに足を上げて逃げ出した。「あの畜生め!俺...