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2500話

「そんなに確信があるのか？」

私は眉をひそめた。

会社のやり方からすれば、もしこの老人が本当に改造人間に関する核心技術を売り飛ばそうとしているなら、どんな犠牲を払ってでもこの老人を確保するはずだ。

確かにこの老人は多くの改造人間を作り出してきたが、その中に特別強力な実力を持つ者はいない。

会社のエリート級改造人間の前では、三対一でも勝ち目は怪しいものだ。

「もちろんだ」

老人はそう言いながら、驚いたように私を見た。「知らないのか？」

「知ってたら聞くまでもないだろ？」

私は彼の言葉に思わず笑ってしまった。

「会社は最近大きなプロジェクトを抱えていて、問題が発生した。人手不足で、使える改造人間は...