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2452話

成熟した肉体の苦痛から解放されることは、私にとって喜ばしいことだった。

このテストでは、体力から反応速度まで、あらゆる面で厳しい評価が行われた。

一つのテストが終わるたびに、博士は嬉しそうに口元を緩め、全てのテストが完了すると、その笑顔はさらに輝きを増した。

「この成績は、改造人の中でもトップクラスだ。素晴らしい、気に入ったよ」

彼の称賛は、私にとって残酷な拷問のようなものだった。

できることなら、あの忌々しい口を閉じてほしかったが、残酷な現実が私に彼からの一連の苦痛を耐え忍ぶことを強いていた。

博士の合図で、二人の助手が資料を持ってきた。手のひら一つ分ほどの厚さがあった。

親切にも、文字は中...