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235話

萧晴は小萌の方へ潜り込んで寝てしまったのだ。

くそっ、この二人の女はさっきまで互いに気に食わない様子だったのに、今じゃ同じ穴の狢のように仲良くなっている。

二人はまだ眠っておらず、抱き合いながらひそひそと何かを話している。さらに厄介なことに、二人は布団もきちんとかけておらず、四本の長く白い脚が外に出て、見る者の目を眩ませていた。

私が軽く咳払いをすると、二人はすぐに布団をめくり、警戒心丸出しの顔で私を見た。

「この変態!女の子の内緒話を盗み聞きするつもり?」

萧晴は歯を食いしばり、恥ずかしさと怒りが入り混じった表情で、まるで私を食べてしまいそうな勢いだった。

そんな彼女の様子を見ると、以前と同...