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2345話

「はい。」

ちょうど私が背を向けようとした瞬間、この怪物は突然、掠れた声で返事をした。

理屈で言えば、こういう反応は予想通りのはずだった。

だが、この反射神経はあまりにも遅すぎるんじゃないか?

私は少し困惑しながらも、真剣な顔で言った。「生きたいなら、二つの選択肢をやろう」

「一つ目は、我々の任務完遂に協力して、一緒に帰る」

「二つ目は、ここで我々を待つ」

「どちらを選んでも、様々な怪物に遭遇する可能性がある。安全は保証できない。自分で考えろ」

最後に、私は親切心から一言付け加えた。

先ほどと同じように、一、二分待って、ようやく彼の掠れた答えが聞こえた。

「行く…お前たちと」

「よろし...