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2337話

「あと数百メートルで前回のキャンプ地に到着するという時、私たちはついに熱感知映像で怪物の群れを捉えた。

そう、群れだ。

丘の上に立つ私たちの目の前に、かつてのキャンプ地の全景が広がっていた。

熱映像が示していたのは、ずっと前に更地にされたはずのこの場所に、今や大量の怪物が集まっているという事実だった。

密集した赤い塊を目にして、私たちは言葉を失った。

「引き上げるべきね」

カレンは唾を飲み込み、熱感知ゴーグルを静かに外すと、振り返って信じられないという表情で言った。「どう思う?」

「任務失敗したら、上が私たちを見逃すと思うか?」

私は極めて淡々と言った。

だが内心では、とてつもない波が激し...