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2311話

「命令に反抗した結果がどうなるか、分かっているだろう?」

私は穏やかな笑みを浮かべながら言った。会社のルールを持ち出して、この男を冷静に戻そうとしたのだ。

目の前の檻は高圧電流が流れているのだから。私には自己治癒能力があって感電死の心配はないが、必要でなければ、この頑丈な檻を力ずくで壊したくはない……

「ハッ、ハハハハ……」

しかし事態は私の想像とは違う方向に進んだ。警備員は私を見つめ、突然大笑いを始めた。そして手に持っていた銃を投げ捨て、猛スピードで駆け出した。

ドン!

だが彼がドアに辿り着く前に、両足が突然爆発した!

警備員はまっすぐに床に倒れたが、それでも狂ったように笑い続け、残された両...