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2225話

言い終わると、彼は振り向きもせずに立ち去った。

少し疲れた私はベッドに横たわり、心身ともに力を抜いた。

唯一の内通者も助けにならないとなれば、もう状況に応じて臨機応変に行動するしかない。

遺言?そんなものはない。

これから何が待ち受けていようと、歯を食いしばって耐え抜き、ここから生きて出てみせる。

生活区で退屈な二日間を過ごした。

この二日間、食事も睡眠も、例の二人の武装した監視員の目の下で行い、まるで刑務所の囚人よりも高級な待遇を受けていた。

正直、身に余る扱いだった。

ようやく二日目の夜、二人の武装した監視員に無理やりベッドから引きずり出され、以前に改造人間の実験が行われた部屋へと連...