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2152話

「了解しました!」

私の周りの隊員たちが声を揃えて叫んだ。

その中の数人が高台の石の門を見て、目に少し戸惑いの色を浮かべた。彼らはあの石の門について何も知らないし、これから何に直面するのかも全く分かっていなかった。

ここに来て初めて、私は火猴が戻ってこなかった理由が分かった。

恐らく、彼はすでにあの石の門の向こうの世界へ送り込まれたのだろう。

そして、隊長に導かれて私たちは実験室の中心にある高台へと歩み寄った。

私は中央を歩き、私の小隊は後ろについてきていた。

歩きながら、私の目は絶えず周囲を探っていた。

前回ここにいた時、あの狂った博士に会ったことをはっきりと覚えていたからだ。だが残念なこと...