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2043話

「本当？」

「本当だよ」

私は笑いながら彼の頭を軽く叩いた。しわだらけの老人の顔から視線を逸らすようにすると、心の中の違和感が少し薄れた気がした。

子供というのは本当に手がかかる。特にこんな七、八十歳の姿をしているような...

その後、私たちは爆発音がした方向へと急いだ。四十分後、私たちは死体の山の前で足を止めた。地面には至る所に破片が散らばり、暗赤色の血液が溝を伝って静かに流れていた。

息を止めていても、あの吐き気を催す臭いが鼻をつく。

私はまだましな方だ。結局のところ、こういった類の出来事をあまりにも多く経験してきたから、もう慣れてしまっている。だが王邵陽は根本的にはまだ何も経験していな...