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196話

そして、さらに厄介なことに、洞窟の入り口に積もった雪は非常に高く積み上がり、なんと洞窟の入り口を半分も塞いでしまっていた!

これに私は非常に警戒心を抱いた。

もし私がもう少し長く眠っていたら、おそらくこの洞窟の入り口は完全に埋まってしまっていただろう。

こんなことが一度起これば、状況は極めて深刻になる。

今はこの積雪がふわふわしていても、そう時間が経たないうちに、固い氷の層になってしまうだろう。

そしてこの氷の層は、消防斧で叩いても簡単には割れないかもしれない。

一度洞窟の入り口が凍結してしまえば、私たちは窒息死するかもしれないし、そうでなくても、食料や薪の問題で最終的に命を落とすことになる。...