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1941話

私たちが通ってきた場所では、すべての部分が強引に解体されていた。確かに進行は容易になったが、船内の空気循環にも深刻な影響を与えていた。

短時間なら気づかれないだろうが、時間が経てば話は別だ。

つまり、私たちに残された時間はそう多くない。

「はぁ…」

背後から火猴たちの息遣いが聞こえる。通気管内は温度が高く、空気も淀んでいた。まだ十数分も経っていないというのに、すでに私たちは汗だくになっていた。

三十分後、ようやく船体内部の一階の上部に到達した。

私たちはゆっくりと這い進み、細心の注意を払った。残りの道のりには一定間隔で金網と換気扇があり、ちょうどそこから下を覗き見ることができた。

視界は限られ...