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1886話

「どうしよう？」

火猿は困り果てた様子で振り返り、私に一瞥をくれた。

地底世界でのあの一部始終は、多かれ少なかれ私たちに心理的な影を落としていた。特にあの奇妙で残忍な生物たちに対しては、心の底から拒絶感を覚えていた。

「あいつが必要だ」

私は何気なく笑って言った。「お前、喧嘩したいんじゃなかったのか？まさか、こんな化け物どもを始末できないとか言うなよ」

「こんな化け鳥が首を切り裂く以外に何をするか、誰が知るものか」

火猿は口を尖らせた。「まあ、やってみるか」

私たちの会話に、すでに驚きのあまり固まっていた王兄さんは完全に動揺していた。彼は乾いた口をパクパクと動かし、ようやく絞り出すように言った...