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1880話

「そこまでじゃないさ」

私は声を沈ませて言った。「少なくとも私たちの探している方向が間違っていないことの証明にはなる。いつかは必ず彼を見つけることができるさ」

「というより、彼の遺品を探しているというべきかな。結局、彼は第二次世界大戦時代の人間なんだから」

王兄が付け加えた。

これほど苦労して、ようやく信頼できる情報を手に入れ、さらに会社の傭兵まで捕まえることができた。まさに二重の喜びだ。

少し休んだ後、私はその傭兵に視線を向けた。

尋問の時間だ。

彼の口から王邵陽の居場所を聞き出せれば、王兄も安心して私たちを案内してくれるだろうし、頭に血が上って無謀なことをするのも避けられる。

私の...