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1790話

「なんて不思議なんだ！」

老教授はそう言いながら、さらに尋ねた。「彼らのような能力は誰もが羨むものだと確信しているが、なぜ君たち二人は改造人になる選択をしなかったのかね？」

彼がそう言って初めて思い出したが、来る時には彼らに我々の中に改造人がいて、その姿が大きく変化したということだけを伝えていた。

今となっては、当初我々が話したことが老教授や他の研究者たちに誤解を与えていたようだ。

彼は知らないのだ、すべての改造人が外見に変化を生じるわけではないということを。

むしろ、一部の改造人は普通の人間の姿をしているのだ。

「私はもう改造人です」

私が口を開く前に、李欣が恥ずかしそうに小声で言った。...