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1783話

「それは難しいでしょうね」

だが私は希望の灯火に冷水を浴びせるような言葉を告げた。

「手帳はまだ私が持っている。もし奴らの手に渡れば、これまでの努力が全て水の泡になってしまう」

「だから、これからの道は自分たちの力だけで進むしかない」

「まずは山を下りて、それから南東の方角へ進もう。問題がなければ、三、四日で人里に着けるはずだ」

決断を下した後、私たちは山を下り始めた。

幸いにも、この時間はまだ日没までかなり余裕があり、暗くなる前に山を降りる十分な時間があった。

標高が下がるにつれて、吹く風も最初ほど冷たくなくなってきた。

「け...怪物!」

そのせいか、欧陽烨はもはや怯えることなく、大声で叫...