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1780話

「でも藤井がいなくなったら、キャサリンがポータルを爆破した場合、私たちはどうやって脱出すればいいの?

それに、玉城瑶は一人で残って、チャーリーと戦って時間を稼いでくれることを選んだんだ。彼女の兄を置き去りにするわけにはいかないだろう?」

「何をぐずぐずしている!」

玉城瑶が再び攻撃を受け、よろめきながら立ち上がる姿を見て胸が痛んだ。彼女は私をきつく睨みつけた。まるで私が立ち止まっていることを責めるかのように。

「今日は、誰も逃がさん」

チャーリーは彼女に息つく暇も与えず、一気に間合いを詰めて攻撃を仕掛けた。

だがその瞬間、藤井の二メートルを超える石の巨体が動いた!

一見鈍重に見える彼...