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176話

「あの姿勢、あの身のこなし、なかなか興味深いな」

黒ギャルは、この光景を目の当たりにして、即座に踊っている女の子に睨みつけた。そして彼女の動きはますます大胆になり、見ている私の顔まで赤くなるほどだった。

踊っている女の子は、彼女のあの厚かましい動きを見て、自分ではとても真似できないと悟り、たちまち頬を真っ赤に染め、潤んだ瞳で可哀想なほど困惑していた。

「こほん、あのな、俺はお前たちが思っているような男じゃない。二人とも止めろ!」

私は咳払いをして、表情を引き締めた。

この二人の女は本当にたちが悪い。まるで私が女たちを手篭めにする悪党であるかのように!

心の中では分かっていた。ここで...