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1716話

「行かないで」

私は彼女の肩をつかんだが、その感触から彼女の体も徐々に結晶化し始めていることが分かった。

「俺たちは俺たちの道を行けばいい。あいつらとは関係ない」

玉城瑶は眉をわずかに寄せ、振り向いて私をじっと見つめ、一語一語はっきりと尋ねた。「あなた、何か知ってるんじゃない?」

玉城瑶は私の目をまっすぐ見つめ、その奥から何かを読み取ろうとしているようだった。

「たぶんね」

私は首を振り、それ以上は話したくなかった。

ほとんどの生物は呪いを背負う私に対して、敬遠する態度を取る。本能に突き動かされて恐怖の感情を露わにするのを、はっきりと感じ取ることができる。

だが地底世界の生物は外界の生物とは違...