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1681話

私は素早く前に出て、急いでリーダーを支えた。

しかし彼の怪我はあまりにも重く、死までもう一息というところだった。

彼は私の襟をしっかりと掴み、目を見開いて、顔を真っ赤に膨らませ、やっとの思いで一言吐き出した。

「逃げろ！」

言葉が終わるや否や、彼の手は力なく垂れ下がり、息を引き取った。

「陳浩兄さん！」

手足を縛られた李欣は必死にもがいたが、無駄だった。玉城妖を恨めしそうに見つめ、まるで生きたまま引き裂きたいとでも言うように、すぐさま罵り始めた。「全部あんたのせいよ、この……」

だが言葉は途中で止まった。

彼女の傍に立っていた日本人が、彼女の背中に容赦なく一蹴りを入れたのだ。李欣のような華奢な...