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1678話

「冷たく言い放った。

これが、私に物を求める態度なのか?さらに玉城瑶を使って私に圧力をかけるとは?

私は心の中で冷笑した。やはり見る目は間違っていなかった。この島国のチームは私が思っていたほど仲睦まじくはない。少なくとも、玉城瑶と野田君の間には確実に対立と亀裂があるようだ。

「隊長の命令?なら私から直接渡しに行くよ」

私は淡々と微笑み、そのまま玉城瑶の方へ歩き出した。

無視された野田君の顔色が徐々に曇っていったが、特に何も言わず、私の後ろについて玉城瑶のもとへと向かった。

「はい、どうぞ」

私は位置探知機を玉城瑶の前に差し出した。

「ああ」

玉城瑶は相変わらず冷淡な態度で、位置探知機を受け取る...