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1609話

彼女たちとの会話から、私は彼女たちがこれまで歩んできた苦難の道のりを知ることができた。

元々は四人だったという。砂嵐に巻き込まれて見知らぬ場所に飛ばされ、食べ物も水もない窮地に陥り、何日も歩き続けた末、一人が力尽きて道中で命を落としたのだ。

その後、残った三人は一団に救われた——私が始末したあの会社の人間たちだ。

当初、会社の連中は彼女たちを殺すつもりだったが、組織の人間だと知ると、命だけは助けておいたらしい。

私は思わずため息をつき、少し離れたところにいる数頭のラクダに目をやった。

この会社の小部隊の物資は、これからの旅程には十分だ。それに火猴は死体からルートマップを見つけ出した。...