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1578話

しかし、この謎はすぐに解き明かされることとなった。

砂質の岩層に吊り下がり、微かな光を放っていた電球のような球体が、一斉に落下し始めたのだ。瞬く間に、古城全体にレーザーの雨が降り注ぐかのような光景が広がった。

あまりにも衝撃的な光景に、私はこの生涯で二度と目にすることはないだろうと思った。

光を放つ球体は弾力性に富んでいるようで、地面に落ちた後に人の背丈ほどの高さまで跳ね返り、あちこちで次々と弾んで、目が眩むほどだった。

しかしそれらが静止した時、私はこれがまた見たこともない生物だということに気づいた。

手のひらサイズで、目も足もなく、全身がつるつるとして、先端にだけシワシワとした肛...