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1515話

「まさかこのまま奴らに捕らえられるというのか?」

「今回の作戦は思った以上の収穫だな。我々にとって極めて価値のある女を見つけただけでなく、お前まで捕まえることができた」

くそ機械め、何が得意げだ。

この半人半機械の物体をバラバラにしてやりたいところだが、今は形勢不利で、交渉や抵抗の余地など全くない。

突然、一筋の弾流が私たちの頭上を掠め、私たちとキャサリンの間にある狭い海面へと直進した。

爆発音と共に数メートルの高さまで海水が舞い上がり、静かだった海面に大きな波が立った。私たちを追っていた5隻の高速艇のうち2隻が互いに衝突し、傭兵たちは海に投げ出されて、もはや銃を撃つこともできなくな...