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1465話

「私たちの考えでは、源の石の欠片がここにあるからこそ、彼らは軽々しく動けないのではないかと。」

この蜈蚣たちには何とも言えない不穏な感覚を覚える。何か大きな出来事が起ころうとしているような気がしてならない。

結局、私たちは無事に瘴気エリアを脱出し、外界の城に辿り着いた。

安心したのは、私が不在の間に連山雨が天方部族を打ち破り、さらに彼らを直接支配下に収めたことだ。それだけではなく、この地域周辺の他の小部族も風の噂を聞いて次々と降伏してきた。

これで一気に、周辺の見える範囲の部族はほぼ完全に統一されたのだ。

連山雨は真の麓の女王となり、意気揚々として誇らしげだった。

「連山勃勃、これは私たち共通...