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1460話

私はキャサリンの方を見た。

キャサリンも恐らく初めて源の石の力を使ったのだろう。今や彼女の肉体は途方もなく強くなっているが、この瞬間、彼女の思考は混乱している。キャサリンはバランスを失ったかのように、地面でふらふらと動いていた。まるで酔っ払ったかのように。

だがそれでも、私の攻撃は彼女に一切通じなかった。

私が一太刀振り下ろすのを見るや否や、この女は意識が朦朧としていながらも、戦闘の本能によって軽々と一撃を私に放ってきた。その速さは恐ろしいほどで、私はまるでバイクに横腹から突っ込まれたような感覚を覚え、体ごと吹き飛ばされて岩壁に叩きつけられた。

その力の大きさに、岩壁には蜘蛛の巣のよう...