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1452話

「卑劣な外来者め、何がしたいんだ?」

彼が振り向き、恐怖と憎悪の眼差しで私を見つめた。

この瞬間、私はようやくこいつの顔をはっきりと見ることができた。ぞっとしたのは、彼の顔一面に黒い長い毛が生え、口は鳥のように突き出ていたことだ。ただ両目だけは人間と同じで、黒い毛の下で黒々と光っていた。

こいつの顔は、まるでサルとカラスを掛け合わせたような異様な姿だった。今、私との距離は五メートルほど。間違いなく、これはマスクを被っているわけではない。

「お前は火山族の者か?なぜこんな姿を...」

火山族は暑い場所に住んでいるため、体毛が非常に少ないはず。こいつの容貌は、その身元に疑問を抱かせた。

「お前、火...